みんな大好き、カレーの日
夢館のカレーは
お母さんのやさしい味に似ています。
今日もほとんど残菜はありませんでした。
今日は夢館カラオケをしました。
最初は恥ずかしがっていたゲストの方々も次第にのりのりに
楽しい一日になりました。
娘が帰省してきました。
若い子の考えることは楽しくていろんなことを思いついては
入居者さんに夢を運んでくれています。
昨日は得意の歌で
今日は得意のイラストで
携帯でお顔をパチリ
その画像を見ながら一心にホワイトボードに描き描
それぞれの特徴をとらえていて
みんな大喜びでした。
こんな喜ばせ方の発想もあるのね
つい最近まであんなに暑かったのに、
もう熱いものが嬉しい季節になりました。
今日の夢館ランチは熱々のかき揚げうどん
天ぷらは大好きだけどこれだけの人数分揚げるのは大変だろうな~
今日は夢館のCM撮りをしました。
今の事務長には発信力があるというか
今まで全然やってこなかった
広報というものにもとっても力を入れている人
この発信力というのが大きい気がします。
同じことをやっていても
アピールしないと伝わらないものね
そんなわけで
今日はCM撮りをしました。
夢館のいろんな表情を撮って行くのですが
実際の入居者は嫌だろうから
職員が入居者役をするっきゃないと思っていたのですが
蓋を開けてみたら
結構みんな協力的
最初は後ろ姿だけでも。。。。とお願いしたのに
「あら、折角なら顔もいいわよ。」
とか「お父さん、出られてよかったですね」と喜ぶ夫婦とか。
「毎日元気な顔をみんなに見てもらえたら嬉しい」とか。
意外な展開にびっくり。
12月から放映の予定です。
この週末もいろんな顔で忙しかった私でした。
今朝も早く起きて主婦の顔で朝食の準備をし
館長の顔で夢館の朝食のお世話をし
仕事の顔で弔電、弔花を手配し
友人の顔で友人夫婦の展示会に顔を出し
主婦の顔で夕餉の買い出しをし
嫁の顔で夫のご先祖さまの墓参り
娘の顔で両親の墓参り
主婦の顔で夕餉の下準備
女の顔で美容院に行き
館長の顔で夢館の夕食の手伝いに行き
また主婦の顔に戻って夕食の準備に片付けに。。。。。。。
そんな風にバタバタしていたら
夢館入居者のSさんから
「今夜は夜勤ですか?」
「いえいえ、これから主婦の顔に戻って家族に夕食を食べさせなければ。。。。。」
「主婦、いいねぇ」
澄んだSさんの瞳でした。
「私はもう卒業しました。もうなんにもありません。
忙しかった頃がよかったわ」
本当にそうでした。
忙しいとつい「なんで自分ばっか。。。。」と口をとんがらしてしまう私がいます。
働けることは幸せ
頼られることは幸せでした。
つい忘れてしまう私がいます。
「主婦、いいねぇ」
Sさん、ありがとうございました!
今日の宝の言葉になりました。
立冬を過ぎたら、流石に肌寒くなって来ました。
今日の夢館ランチは五島うどん
みんなも嬉しい熱々メニュー
だしはアゴだしです。
食卓では、仲良くなった入居者同志が涙を流して大笑い
お腹の底から笑うっていいなぁ!
夢館のゲストが、突然亡くなられました。
お元気な頃からずっと存じ上げていた方
とってもダンディーな方でした。
前日までお元気でお食事もはいってたのに
翌朝突然高熱を発して
夕方にはあっと言う間に逝ってしまわれました。
床屋さんに行きたいって仰ってたのに
とうとう連れていけないままに
見送ることになりました。
15年前に今の病院ができた時、
その方の息子さんがお祝いに贈ってくださった絵を
病院の中待ち合い室の壁にかけています。
亡くなる数日前に
彼のご機嫌がとっても悪くなられた時に
ふと思いついて
その絵の前にお連れしたらすごい笑顔になられました。
葬儀を終えて荷物を引き取りに来られた息子さんに
その時の話をしたら
「よかった」と
とっても喜んでくださいました。
終の棲家と思っていただこうと創った夢館
こんなに早く最初の送りをすることになるとは思ってもいませんでしたが
悲しい別れを通していろんな学びを得ました。
したいって仰ったことには
できる限り叶えてさしあげないと
明日が来るとは限らないということ。
私たちしか知らないその方のステキさを
ご家族に伝えてさしあげることでご遺族を癒すことができること。
まだまだ新米女将ですが
心のアンテナ張りめぐらして
頑張って行きたいと思います。
佐賀平野をメルヘン色に染め上げる
バルーンの季節が到来しています。
夢館でも朝からわくわく、そわそわ。行きたいなぁとの話。
事務長がみんなを連れて行ってみようかとのことで
急きょバルーン見物に行くことに
車椅子でも乗れるリフト付きのマイクロバスと
助手席が介護対応になった普通車の2台
今回はゲストが8名と
介助者が7名、にわか仕立ての珍道中
いつも施設の中にいる方々にとっては
バスに乗ってどこかに行くだけでも大興奮です。
風が強くて果たして飛べるかなと心配しましたが
待つこと小一時間、なんとかバルーンも膨らんで離陸。
みんな大喜びでした。
80代後半の女性、にわかに携帯を取り出して堂々とバルーンの写真撮影には参った!
反省点もいろいろでしたが、
やればできる!
普段歩かない方も
バルーン見たさに精力的に歩行、何よりのトレーニングになりました。
それぞれが子育て時代にバルーンを見に来ておられたとか
懐かしさもひとしおだったようです。
みなさんの知らなかった一面もいっぱい見ることができました。
またどこかに行こうねと
みんなで語り合ったことでした。
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