夢館の人気イベント8月の歌声喫茶でした。
今回もたくさんの参加者があり大賑わいでした。
今回は終戦の日の前日ということもあり
先生は
戦争について
また平和について
たくさん考えさせられる内容に組み立ててくださってました。
「椰子の実」
名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ
故郷(ふるさと)の岸を離れて 汝(なれ)はそも波に幾月
旧(もと)の木は生(お)いや茂れる 枝はなお影をやなせる
我もまた渚を枕 孤身(ひとりみ)の 浮寝の旅ぞ
実をとりて胸にあつれば 新たなり流離の憂
海の日の沈むを見れば 激(たぎ)り落つ異郷の涙
思いやる八重の汐々 いずれの日にか故国(くに)に帰らん
作詞は明治34年に島崎藤村が書いたもの
それから35年後に軍人さんを鼓舞する歌として
作曲家の大中寅二が美しい曲をつけたそうです。
東海林太郎さんが直立不動で歌われていたのを私も覚えています。
この歌は戦地に送られていった軍人さん達にもとても愛されて
歌いながら祖国を思って滂沱の涙を流されたとか
そんな先生の説明に、歌いながら涙を流される方も。。。。
続けて「戦友」も歌いましたよ。
ここはお國を何百里
離れて遠き満州の・・・・・
夢館の皆様のほとんどが戦争体験者です。
胸に去来する思いも万感あられることでしょう。
みんなで涙を流しながら歌い
改めて平和の大切さを思った歌声喫茶となりました。
8月の生け花教室でした。
「こう暑いと花もないんですよ」と
すずらん会の皆様は汗びっしょりになりながら
お花を調達しておいでくださいました。
花と対話するって素敵ですね。
自然とどなたもやさしい表情になられていきます。
花も野菜も可愛がったら
心が伝わるそうです。
それは切り花になっても同じなのかもしれません。
花たちも嬉しそうでした。
暑い時こそ花とお話ししましょう。
暑い中、すずらん会の皆様
本当にありがとうございました。
夢館にかわいい姉妹が
南京玉すだれの訪問演技に来てくれました。
ご利用者さんのお孫さん
高校生と小学生の姉妹です。
りりしい衣装に身を包み
玉すだれはお父様の手作りとか
また衣装はおばあ様の手作りとか
かわいい歌と掛け声と
見事な演技に皆さん目が釘付けです。
かわいいお二人ですがちゃんと場の空気を読んで
リードしていくエンターテイナーっぷりは流石でした。
演技の後は交流会
どうなってるのかの説明や
お試しコーナーもあり
見事しなると拍手喝采です。
楽しいひとときをありがとうございました。
花火見たいね。
きれいだよね。
でも人ごみは無理かな。
そんなあなたの夢叶えますシリーズ
今年もみんなで
病院の屋上から
栄の国祭りの花火大会を鑑賞しましたよ。
夢館から見ようと思っても
音だけでまったく見えません。
お隣の病院がじゃまになって。
そんなわけでその病院の屋上から見ることに
暗い中の移動は
夜遊びにでかけるみたいで
皆さん何となくわくわくした表情です。
移動距離が長いこともあり
病院のスタッフにお手伝いの募集をしました。
快く駆け付けてくれた若いスタッフに
入居者の皆さんも大喜び
花火の楽しさだけでなく
交流の楽しさまで生まれたようです。
会場からは少し離れていますが
それでもしっかり見えました。
花火が上がる度に歓声が上がります。
「きれいかね。楽しかね」
みんなで楽しい夜になりました。
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